「東京都」の不動産を査定・高値売却のコツは?│おすすめ不動産会社ランキング

日本の首都である東京都には、約2,100㎢の面積の中に約1,330万人が暮らしている超過密都市です。

神奈川県、千葉県、埼玉県からの流入が人口の約9割以上を占めていて、巨大な産業・生活圏となっています。

東京都は一人暮らしの人口が圧倒的に多いのも特徴で、近年は高齢者の一人暮らしの増加が社会問題になっているほどです。

都心はオフィス街が建ち並び、政治経済の中心になっています。

言わずと知れた日本の中心地・東京都、都心は地価が高い一方、小笠原諸島などの離島では地価が安くなっているなど、便利さによって格差があるようです。

東京都は区によっても違いがあるため、不動産業者が専門とするエリアによって会社を選ぶのが良いと思います。オススメの不動産会社や損しないための売却方法などを紹介していきます。

◆東京都の不動産を査定・売却するなら!人気不動産会社ランキング

東京都の不動産会社(査定・売却)

SUUMOに掲載されている不動産会社

順位 会社 業者のタイプ 得意な不動産 得意なエリア
1位 大成有楽不動産販売株式会社 大手 全般的に取り扱い 東京都全域
2位 株式会社長谷工リアルエステート 大手 全般的に取り扱い 東京都全域
3位 株式会社S-FIT 大手 全般的に取り扱い 東京都全域
4位 株式会社オッティモ 地域密着 全般的に取り扱い 東京都の下町
5位 株式会社ユニマットリアルティー 地域密着 全般的に取り扱い 青山エリア
6位 株式会社アーバンビジョン 大手 全般的に取り扱い(収益物件が得意) 恵比寿、白金、中目黒
7位 タマホーム不動産株式会社 大手 全般的に取り扱い 東京都全域
8位 株式会社ケイ不動産 地域密着 全般的に取り扱い 府中・調布・多摩
9位 株式会社高建住宅 地域密着 全般的に取り扱い 西武池袋線沿線
10位 株式会社東宝ハウス品川 地域密着 全般的に取り扱い(居住用不動産が得意) 品川区・港区・目黒区・大田区・中央区・江東区

東京都は不動産会社の数がダントツで多く、大手業者はほとんど都内全域に対応しています。

大手業者は膨大な実績と確かな集客力・宣伝力があるので、有名な不動産会社の査定は一度は受けておくことをオススメします。
その上で依頼するかしないか決めるのが良いでしょう。

というのも、東京都は地域密着型の不動産会社の質も高く、「仲介手数料無料」や「契約時のギフト券のプレゼント」などの特典があるのは地域密着型の不動産会社に多いのです。

売却する地域に密着した不動産会社をよりお得に利用しましょう。特に郊外・23区外の物件を売却する際は大手より地域密着型の不動産会社が良い場合もあるので、特典のある不動産会社などで選ぶのもオススメです!

◇東京都全域を扱う大手「大成有楽不動産販売」

東京都の老舗大手の「大成有楽不動産販売株式会社」は不動産事業を幅広く行っていて、大手ならではの強味があります。

東京都全域だけではなく、他の地域にもあるので安心感を求める方は検討してみても良いかもしれません。

会社名 大成有楽不動産販売株式会社
本社所在地 東京都中央区京橋3丁目13番1号(有楽ビル)
設立 昭和61年1月
免許・登録 免許番号: 国土交通大臣(8)第3394号

◇損したくないなら、売却力のある「オッティモ」

東京都荒川区に事務所をおくオッティモ。

東京の下町に本社をおいているため、大手が対応しきれない地域でも売却が可能です。

また、仲介手数料が最大半額になるといったお得な費用免除制度があるのがオッティモの特徴です。

売却力には自信があり、サポートも丁寧でマメに連絡をしてくれます。進捗状況や販売活動をどのように行っているか随時教えてくれるので、安心して任せられると評判です。

「担当者の相性や雰囲気よりも、お得さを重視したい!」という方にオッティモはおすすめです!

会社名 株式会社オッティモ
本社所在地 東京都荒川区荒川5-3-2 益子ビル2F
設立
免許・登録 免許番号: 東京都知事(1)98667号

◇青山エリアの高級物件に強い「ユニマットリアルティー」


南青山に店舗を構え、高級物件に強い不動産会社です。
主に以下のエリアに対応しています。

  • 南青山
  • 北青山
  • 神宮前
  • 千駄ヶ谷
  • 渋谷
  • 西麻布
  • 六本木
  • 麻布十番
  • 赤坂
  • 広尾

他の不動産会社と比較すると、対応地域が狭すぎると感じるかもしれませんが、こうした高級地域は他の需要とは異なるので、ユニマットリアルティーのような専門業者に依頼するのが、高値売却のコツです。

大手に比べて集客力が心配になるかもしれませんが、ユニマットリアルティーは財力のある購入希望者を集める確かな実績があるのでマッチングしやすいのです。

会社名 株式会社ユニマットリアルティー
本社所在地 東京都港区南青山2-13-11 マストライフ南青山ビル(仲介事業部 1F/ビル管理部3F)
設立
免許・登録 免許番号: 東京都知事(4)第78594号

◇売却か賃貸で迷っていても安心!幅広い対応の「S-FIT」


S-FITは港区六本木に本社を構える不動産会社で、都内以外にも神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、愛知県、福岡県に事業所があります。

売買だけでなく仲介賃貸、老人ホーム紹介、リノベーションなどさまざまな事業を展開しています。事業が幅広いので、売却するか賃貸するか迷っている場合でも、依頼者の目線でスタッフが相談に乗ってくれます。迷い中の方はまずは相談してみるのも良いかもしれません。

相談は、ホームページ上の問い合わせフォームからもできます。遠方に住んでいても話を聞いてもらえるので、安心してくださいね。

会社名 株式会社S-FIT
本社所在地 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー14階
設立 2003年6月19日
免許・登録 免許番号: 国土交通大臣(3)第7352号

◇高額査定続出の理由はスタッフの質の高さ!「アーバンビジョン」

アーバンビジョンは港区三田に本社をおく不動産会社です。

恵比寿、白金、中目黒といった東京都内の中でも人気のエリアの不動産売却や投資に強く、現在進行形で急成長をしている業者です。

アーバンビジョンは何よりもスタッフのレベルが高く、高値売却ができると評判の不動産会社でもあります。

人気エリアの高額売却を狙う方はアーバンビジョンがオススメです。

会社名 株式会社アーバンビジョン
本社所在地 東京都港区三田1丁目4-28三田国際ビル24階
設立 2003年4月
免許・登録

◆東京都の不動産売却の相場は?

東京都の売却相場は土地が6,500万円前後、家が6,700万円前後、マンションが3,000万円前後です。

日本の中心地とあって土地、家、マンションすべて、全都道府県相場額で1位です。

特にマンションの相場は安定していて、東日本大震災のときでこそ500万円ほど下落したものの、その後は3,000万~3,500万円の間に回復し安定しています。

2013年あたりから東京オリンピック開催が決定したことによる影響で、件数も上昇しているので、都心部以外の不動産も高額売却が期待されます。

ただ、マイホームの相場は下落していて、多摩地区などの郊外でのみの盛況に留まっています。

一方、平均坪単価は250万円前後で、全国の中でもダントクに高い数字を保っています。

最も単価が高い区は中央区の約1,500万円、続いて千代田区の1,400万円前後、港区、渋谷区や800万円超、新宿区が700万円超となっています。

これらの地区は全国から購入希望者が狙っているので、いわばある程度の質が担保されていて、売り出し価格を間違わなければ問題なく早期に売却が見込めます。

ただ、西多摩郡やあきる野市などの地区は20~30万円と単価が低くなっているので、都内はどこでも単価が高いわけではありません。

【23区の地価ランキング(2017年)】

順位 エリア 地価の平均 坪単価の平均
1位 中央区 665万円/m2 2198万円/坪
2位 千代田区 539万円/m2 1780万円/坪
3位 港区 328万円/m2 1085万円/坪
4位 渋谷区 327万円/m2 1080万円/坪
5位 新宿区 293万円/m2 968万円/坪
6位 豊島区 127万円/m2 421万円/坪
7位 台東区 116万円/m2 384万円/坪
8位 目黒区 107万円/m2 355万円/坪
9位 文京区 105万円/m2 348万円/坪
10位 品川区 98万円/m2 323万円/坪
11位 中野区 73万円/m2 242万円/坪
12位 世田谷区 63万円/m2 208万円/坪
13位 杉並区 57万円/m2 190万円/坪
14位 大田区 57万円/m2 190万円/坪
15位 北区 57万円/m2 188万円/坪
16位 荒川区 53万円/m2 175万円/坪
17位 江東区 52万円/m2 173万円/坪
18位 墨田区 52万円/m2 172万円/坪
19位 板橋区 45万円/m2 148万円/坪
20位 練馬区 41万円/m2 135万円/坪
21位 江戸川区 37万円/m2 122万円/坪
22位 足立区 34万円/m2 112万円/坪
23位 葛飾区 34万円/m2 112万円/坪

※数字は2017年の総平均・数字は1万円未満を四捨五入

このように、エリアごとに価格が大きく異なるのが東京都の特徴です。

◆東京都の不動産売却の注意点

日本の中心地である東京都ですが、不動産の上昇は今後も続くとみられています。

しかし、一つの節目となるのが東京オリンピックです。

2013年にオリンピック開催が決定してから、多くのマンションが建設されマンション市場が急速に拡大しています。それに伴って懸念されているのが、2020年の東京オリンピック後に地価が大暴落するという予想です。すでに多くの外国人投資家が東京の不動産を手放し始めているので、売却する予定であれば2020年より前にするのが賢明だといえるでしょう。

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