物件をみるときに必ずといってもいいほど目にするものがあります。
そう、土地や建物の大きさや広さなどを表す「単位」です。
坪数、平米数、畳数・・絶対に知っておかなくてはならないわけではありませんが、
知っていた方がよりイメージしやすかったり、人に伝えやすかったり、便利なものです。
また、不動産の図面をみると「?」が浮かぶという方のために、LDKや敷金礼金などの基本的な部分もみていきたいと思います。ここで総復習しておきましょう。
1平米は何㎡?⇒1㎡です。
そのまま1㎡になります。
「㎡」の読み方は「平方メートル」なので、
メートルを米と当て字し、平方メートルを平方米⇒平米となったものです。
1坪は何㎡?⇒3.3㎡です。(畳2畳分)
1坪は、3.3㎡です。計算方式としましては、
1m×1m=1㎡
1.816cm×1.816cm=1坪
となります。 本間のたたみ2畳分をイメージするとわかりやすいでしょう。
畳の大きさは、大きい順に本間>京間>江戸間>団地間とあります。
地域によっても独特の畳がありますが、スタンダードな畳2畳分が1坪です。
1帖は何㎡?=1.65㎡
1帖は1.65㎡です。
また畳1畳分ですので、1坪の半分というとわかりやすいかもしれません。
駐車場の基本的な広さは?⇒2.5×5.0程度です。
普通車の場合は、2.3~2.5×4.8~5.0程度で約12㎡(3.64坪)です。
駐車場によっても異なりますので、目安としてお考えください。
LDKとは?⇒リビング、ダイニング、キッチン
LDKとは、リビング(Living:居間)、ダイニング(Dining:食堂)、キッチン(Kitchen:台所)のことをそれぞれさしていて、それらが一つの空間にあることを意味しています。
具体的に広さに規定はありませんが、8~9畳までをDK、10畳以上をLDKと表示することが多いようです。
もちろん、DKとの明確な違いはありません。使い方や広さが大きな違いを生んでいるようですね。
1R(ワンルーム)
一つの部屋の一部にキッチンもついている間取りを示します。
キッチンがついていないのが1Kです。
1K(ワンケー)
一つの部屋と仕切られたキッチンの構造になっているのが1Kです。
明確な定義はなく、1DK、1LDKと呼び方が変わります。
キッチンが仕切られているのが1Rとの明確な違いです。
SLDK
LDKの説明は不要でしょう。ここでついている「S」とは、「サービスルーム」のことです。
サービスルームは規定以下の光しか入らない部屋のことで、物置やクローゼットとして利用することが出来ます。
大型なものになると「W(ウォークインクローゼット)」と表示されることもあります。
こう表示されているということは、歩けるくらいのスペースがあることを意味しています。
敷金とは?⇒家賃の不払いなどに備えて支払わなくてはならないもの
敷金とは、法律で定められていて、指定された金額を初めに支払う義務のあるものです。
家賃1ヵ月~2ヵ月分が相場で、家賃が支払われなかったり不都合なことがあった場合に備えて徴収されます。
賃貸契約の終わり、未払いの賃料や損害などがなければ返金されるのが通常です。
ただし、部屋の一部が壊れていたり破損していた場合はこの「敷金」から修繕費がまかなわれます。
礼金とは?⇒家主にあげるもの(お礼のお金)
礼金とは、賃貸契約を結ぶ際に借りるほうが家主に支払う一時金の一つで、返還されることのないお金です。
お礼にあげるお金だと思っておきましょう。地域差がありますが、関東では家賃の1~2ヵ月分の礼金が相場です。
ただし、家主が空室を防ぐために礼金をなしとしている賃貸物件もあり、礼金の有無は家主次第です。
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