悪徳な不動産業者に引っかからないための秘訣3選

所有する不動産の売却、新たに不動産を購入する。
このような状況のとき、多くの人が不動産業者を通して、売買を依頼することになるかと思います。
やはり専門用語が飛び交ったり、兎にも角にも色々と面倒で、かつ難しいため、素人にはなかなかどうしてという状況。
しかし、この依頼すべき不動産業者の中には…悪徳業者と呼ばれる業者も残念ながら存在します。
このような悪徳業者に引っかからないために「どうしたらよいか？」をテーマにお話を進めていきたいと思います。

やはり一番の防止策は、大手不動産検索サイトに登録されている業者を、まず選択することです。(⇒不動産一括査定を利用して楽しよう♪メリットとデメリットを理解)
もちろん、これで100%防げることができるわけではありませんが…かなり防ぐことができることは間違いありません。
1つの理由として、大手不動産検索サイトは、あくまでも「信頼性」が商品になるからです。
登録されている不動産業者の質が悪ければ、そのサイトはあっという間に利用されなくなり、収益を上げることができなくなってしまいます。
特に昨今、インターネットが普及していることもあり、悪評は本当にあっという間に広がってしまいます。
だからこそ、このような悪評が立たないためにも、登録されている不動産業者の審査はしっかりと行われているため安心感があるというわけです。

利用者にとってもう1つありがたいのは…責任の所在が自分自身だけではないということ。
詐欺に引っかかってしまった場合…もちろん、一番悪いのは詐欺をする人間です。
しかし、利用者側も無防備になることも、ある意味の責任。
その責任が大手不動産検索サイトにも出てくる…つまり、そのサイトを信用して利用したわけですからね、
いやらしい話になってきますが、そのサイトが被害額の一部を補償してくれる可能性があるということに繋がってくるのです。

ということで、詐欺から身を守る手っ取り早い方法は、まずは大手不動産検索サイトを利用することです。

大手不動産検索サイトは、あまり利用したくないという人は、実際に不動産売買をした人に紹介をしてもらうというのも防止策の1つと言えるでしょう。
大手不動産検索サイトは、色々と面倒な部分（業者から次から次へと電話があったり、利用後のアンケートのお願いなど…）があるため、利用したくないと思う人は、意外と多いです。
そんな中、確かな信頼度を誇るのが、友人からの紹介となるわけですね。
実績に勝る信頼性はないといっても過言ではないほど、確かなものと言ってもよいかと思います。

ただし全く注意すべき点がないわけではありません。
その注意点は、本当に親しい友人からの紹介に限るということです。
そこまで仲が良くない、あまり知らない人からの紹介は避けておいた方がよいといえます。
もし紹介されたとしても、しっかりとその紹介された不動産業者について調べるようにしましょう。

「そんなにピリピリしなくてもよいのでは？」という声があるかもしれません。
確かに、そうかもしれませんが、完璧に詐欺から身を守るためには、石橋を叩いて叩いて叩いて渡るぐらいの慎重度が必要になってくるのです。
また、詐欺グループは、どこにどのように潜んでいるかわかりません。
紹介してくれた人は、良かれと思って紹介したかもしれませんが…その人自身が騙されている可能性もありますからね。
だからこそ、あまり親しくない人から紹介された場合は、一定の警戒心を持つことが重要になってきます。

⇒不動産売却が絡む「詐欺」の手口は？またその対策は？

司法書士は、不動産売買などを行うとき重要なポジションになることは言うまでもありません。
だからこそ、この司法書士がカギを握ると言っても過言ではないのです。

と、唐突に司法書士の重要性を説明してしまいましたが…詐欺グループから身を守るための1つとして挙げられるのが、この司法書士の存在なのです。
見出しに既に結論が書いてありますが…不動産売買を行うとき、あまり信用できない怪しい雰囲気が漂っている業者だった場合は、必ず自分で用意することをお勧めします。
確かに、司法書士を探すのは大変ですし、何から手を付けたらよいのか？とわからない部分もあります。
しかし、詐欺グループは、この司法書士もグルになっている可能性が高い（そもそも司法書士ではない人間が司法書士を語っている）のです。
だからこそ、自ら選んできた人を使うことで、詐欺から身を守ることができるわけですね。
多少、料金が高くなってしまう可能性はあるものの、被害に遭うよりかはよいかと思います。
ともあれ、こういった方法もあることを頭の片隅にでも入れておいてもらえれば幸いです。

ということで、色々と悪徳不動産業者から身を守るための方法を説明してきました。
が、何よりも大切なことは、やはり知識を身に付けて、自分自身も武装することです。
無知の状態で飛び込んでしまえば、どうしても無防備でカモになってしまうため、最低限でもよいため頑張って勉強しましょう。