不動産の売却は、一般的にどのくらい時間がかかるものなのか?
様々なサイトで情報を集めている方は平均的な数字を知っているかもしれませんが、検討して間もないと検討がつかないのではないでしょうか。
始めに目安を知っておくのも大切です。「売却期間」がどのくらいかかるものなのか?なんとな~くわかった気になれるので、ぜひ参考にしてみてください。
売却期間はバラバラ・・スケジュールの立て方とは?
家の売却を考えるとき、ほとんどの方は新しい家の購入資金として利用するかと思います。
そのため、今後の予定を立てるのに売却期間がわからないとかなり不便になってきます。
家を売って、新しい家を買って、とただでさえバタバタするでしょう。
また、売却できなければその計画自体がパァです。よって、どのくらいの期間で売却するかの目途を立てておくのは非常に大切です。
しかし・・!不動産の売却にかかる時間は、もちろんのことながらバラバラです。
1週間で決まるところもあれば、1年経っても買い手が見つからないなんてことも・・・
ですので、MAX待てる期間をはじめに設定しておきましょう。「売却期間は○ヵ月まで!」と。
そうしないと、もしも売れなかったときはズルズルいってしまいます。
売却期間は3ヵ月、完了するのは半年を目安に
もう少し具体的にいうと、平均的に売却にかかる期間は3ヵ月ほどです。
これは売りに出してから売れるまでの期間です。それよりも早ければ早く、遅ければ「売れ残り」を意識するようになります。
ですので、まずは3ヵ月を目安に売却期間を設定するのが良いでしょう。
もちろん、売却期間は物件によっても変わります。マンションは戸建てよりも売却期間が短く、早く売れてしまう傾向があります。
そして、田舎よりも首都圏のほうが比較的売れやすいとされています。
媒介契約の期間も3ヵ月なので、ちょうど良い目安になるのではないでしょうか。
そして、契約が完了したから安心ではなく、相手方が住宅ローンなどを利用するとなると融資までに時間がかかるため、実行までに1ヵ月ほどかかってしまうこともあります。
多めに余裕のある期間を見積もって、半年くらいですべてを完了させようという目標がいい塩梅なのかなと思います。
不動産売買が活発になるのは春(1~3月)と秋(9~11月)
せっかく売りに出すなら、売買取引が活発になっているときのほうが成約しやすそうですよね。
家やマンションの売り時は春(1~3月)と秋(9~11月)だといわれています。もちろん、その時期以外は売れないというわけではなく、市場が豊かで売れやすいという意味です、市場が活性化しているということは、反対にライバルも増えることを意味していますから、その点はお気をつけください。
なので、不動産は売りたいときが売り時ともいわれています。市場に左右されずに自分のタイミングを探すように心がけてみてはいかがでしょうか。
価格設定は慎重に
売れるか不安の方もいらっしゃるかとは思いますが、売却の際の販売価格設定は慎重に行ってください。
一度設定すると値段を上げることは出来ません。
焦る気持ちがあっても、安易に価格を下げすぎるといいことはありませんので、はじめは適正よりも高く設定しておくと良いでしょう。
しかし、上げすぎて値下げしていくと予想されるような価格設定は行わないように気をつけましょう。
見ている側が「この前から下げてるからもう少し待ったらまた下がるかも」と思ってしまいます。
まずは、一括査定サイトで相見積もりが必須です!
もしも家が売れなかったら・・・
当初は3ヵ月、半年を目安にしていたけれど、全然売れない!という場合はどうすれば良いのか?
その状態に陥ると焦りから値下げしてしまう人が多いですが、焦らず様子を見てみましょう。
いきなり売れることもあります。
どの時点で値下げを行うかは、こちらの判断ではなく不動産のプロの仲介業者の意見を参考にしてください。
タイミングが必ずありますから、焦りは禁物です。
また、売り出して半年前後は、同時に仲介業者の見直し期間でもあります。
仲介業者がしっかり仕事をしていなかったから売れないのでは?と思うタイミングでもありますから。しっかりと販売活動を行っていたか見直し、担当者や不動産業者自体を変更するのも一つの方法として覚えておきましょう。
もちろん、不動産一括査定サイトで業者を見直すこともお忘れなく!