私はもともと親が転勤族で、成人してからも引っ越しばかりの人生でした。
25年の人生の中で、都道府県が変わる引っ越し5回、同じ都道府県の引っ越し3回を経て、自分が一番住みやすかった「理想の家」を紹介していきます。25年で10回ということは、2.5年に一度のペースで引っ越している計算になります。このペースでいくと、この先長い人生の中でどれほど引っ越しがあるのか…と、自分でも怖いです。引っ越した回数は誰にも負けない自信があります!(謎の自信…(^-^;)
今回、振り返りの意味も込めて、「良かった家・悪かった家」を中心に下記のような内容も紹介していきます。
・住んでみて不便だった点
・手にしてみたら無駄だったと感じる物
・絶対住みたくない場所
・ご近所トラブルなどの被害
これから家を建てる予定の方はもちろん、どんな家に住みたいかイメージがほしい人もぜひ参考にしてみてください。
◆簡単に引っ越し先振り返り
どういった場所に住んできたか、私のプロフィールも含めて簡単に紹介します。
本題はこの後なので、飛ばしてしまっても構いません。
【引っ越し遍歴】
生まれ :F県F市
引っ越し1回目 :F県K市K区
引っ越し2回目 :F県K市T区
引っ越し3回目 :H県H市
引っ越し4回目 :T県T市I区
引っ越し5回目 :K県Y市
引っ越し6回目 :K県Y市
引っ越し7回目 :K県Y市
引っ越し8回目 :T都M市
引っ越し9回目 :T都M区
引っ越し10回目:T都M区
【私のプロフィール】
・25歳(女)
・独身
・住んだ家:一戸建て3回、マンション4回、アパート2回、団地1回、
・引っ越しした回数:10回(占いでは、一つのところに留まれない運命らしい…)
大体こんな感じです。
それでは本題行ってみましょう!
さくさくいきまーす
◆悪かった点(屋外)
◇庭にBBQコンロをつける
庭にBBQコンロがあるとみんなを誘ってパーティーが出来る!と思いきや、煙はスゴイし騒音でうるさいしでほとんど使わない…
◇井戸
庭に井戸があり、家の中に川が流れ橋がある家があった。とても無意味だった。風水的には最悪らしい…
◇芝生
憧れはあるものの、あってもメンテナンスが大変なだけ。
芝を刈らないと荒れ放題になってしまい見た目的にもあまり良くない…。
◇塀やフェンスがない
家の前にフェンスのないオープン外構タイプの家は、悪気のない子供たちから、無意識に侵入する大人までいて、非常に迷惑…人が入りやすいので犬・子供・通行人・車の内輪差などが侵入しやすい。
◆悪かった点(屋内)
◇暖炉
以前住んでいた人がそのままにしていた暖炉は、ほとんど使わなかったし、掃除が大変だった。
◇吹き抜け
温かい空気は上にいき、冷たい空気は下にいくので、下は寒く部屋全体が温かくなるのに時間がかかる。
◇螺旋階段
空気が逃げやすいし場所を取る。
リビングと階段が繋がっている形も注意。
冷房や暖房が意味をなさなくなる心配も…
◇ゲストルーム
ほとんど使わない。そもそも、泊まりに来る人があまりいない。
◇アイランドキッチン
夏に料理すると、熱が逃げにくいので部屋が暑くなる。
見た目がオシャレで惹かれたが、機能性はかなり低い。
◆不便だったこと
◇タイルのお風呂
タイルで出来た浴槽は高額です。しかし、冬はなんといっても寒い。お湯はいつも高めに設定していた。
◇窓が多すぎる
開放感があってキレイな窓ですが、多すぎると掃除も大変で明るすぎるためパソコン画面やテレビがみにくいなどの弊害が出てくる。
カーテンを閉めることが多くなり、あまり意味をなさなかった。また、夏は陽ざしが熱く冬は冷たい空気が部屋の中に…。部屋全体の家具の配置も難しくすることが多いので、機能性はあまり高くないかも。
◇2階がリビングルーム
引っ越しの時点で家具を運ぶのがまず大変。
次にスーパーで購入した食材を2階まで持っていくのも地味に大変。
陽ざしが入りやすく良いが、毎日のことなので考え物…
◇玄関からリビングが直
家から帰ってきてすぐリビングだと、宅配の人などから部屋が丸見え。
ドアや廊下があるべきだと痛感した。
◇3階建ての戸建て
3階までいくのが面倒。
縦に長い造りになっているので、1階ごとが狭く空間の圧迫感は多少あるかも。
◆住みたくない場所
◇交通量の多い道路に面した場所
交通量が多い道路はうるさい・臭い・汚いでデメリットしかない。
排気ガスがすごくて洗濯物が外に干せないし家の壁が汚くなる。
◇自然に囲まれすぎている
緑が多い自然にあふれた家は一見魅力的だが、住んでみると虫が多く家の中に蟻が入ってきたりするのは日常茶飯事。
自然に囲まれているところはクモ、毛虫、ムカデ、コオロギ、ゴキブリもすごく、夏はカエルやセミの鳴き声もすごい。「風流がある」で済まされない現実的な問題もある。
◇学校のグランドの横
砂埃がスゴく、洗濯物が砂でバリバリになる。
全くもってメリットがない。
◇人が集まるような桜並木
桜の季節はキレイだが、それ以外はあまりメリットがない上に、デメリットが多い。
桜を見にくる花見客がゴミを置いていったり、騒音を建てたり、桜が散れば花びらの掃除をしなければならなかったり、虫が多かったり、周辺に住む人は大変なのだ。
◇繁華街・ネオン街
便利だが、住むのには適していない。
人や車が多いため、ゴミも出るわ酔っ払いも多い。人とのトラブルに直面しやすく、汚い。
◇公園の横
小さいお子さんがいる方は便利かもしれないが、使わなくなると公園を利用する人の声がうるさく、防犯的にもあまり良くない。
◇海の近く
津波が怖いし、家の壁が海水や砂にさらされて家全体の劣化が早い。
◆あって良かったもの
◇軒
窓に屋根のようなものがついていると、雨などから守ってくれる。
これは地味に便利。
◇屋根裏(ロフト)
荷物をおいたり、秘密基地のように使える。
わざわざ作るほどではないのかもしれないが、子供ながらにワクワクする空間だった。
収納としても使えるので、あっても良いと感じた。
◇引き戸
家のドアは引き戸がおすすめ。
押すタイプは、どうしても部屋が狭くなってしまう。
◇段差をあまり作らない
段差があると何かと不便です。
出来るだけバリアフリーにして、ルンバを活躍させましょ。
◇宅配ボックス
マンションでは備え付けられているところもありますが、一軒家でも便利です。
宅配業者は再配達に追われ大変な思いをしているので、必ず重宝するでしょう。
◇シャッター
あると便利です。台風の日はものスゴイ音がしますが、シャッターを閉めると静かに感じますし、防犯面でも活躍します。安心できるものです。
私はこれを「ガラガラ」と呼んでいました。開閉の際にガラガラと音がするからです。
◇出窓
見た目が可愛く、小物や植物を置いてアレンジできます。
普通の窓と出窓があると飽きなくてさらに良いですよ。
◆危険な地名
この地名がつくところには注意!という地名を集めてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
こちらより引用
地名には歴史があり、過去に災害や水害などがあったことを指していることがあります。
よく言われるのは、
・「水」に関する地名は水害が多い
・「蛇 闇 穴」などは要注意
・○○ケ丘、○○台などの「キレイな地名」は過去の名前を消すために良い印象に塗り替えるため
などです。
◇地盤系
・湿地帯:「池、沼、菅、柳」
例)大池、赤沼、菅野、青柳
・地下水:「泉、清水、井戸」
例)小泉、清水、古井戸
・新開拓地(湿地を水田にした場所):「新田」
例)堀田新田、三共新田
・縁起の悪い地名:「塚、骨、墓、血」
◇水害(水を連想させるもの)
・氾濫(川の合流地点)「落、又」
例)落合、柴又
・氾濫(川が蛇行):「袋、和田」
例)沼袋、須和田
・氾濫(その他):「江、川、宿、端」
例)江田、川田、三宿、田端
・津波:「浦、津、川、浜」
◆ご近所トラブル
一度だけ、酷いご近所トラブルに巻き込まれたことがあります。
それは隣に住む親子とでした。戸建てのときだったのですが、そこの子供は悪ガキでした。親もそれを知っていて、しかし子供の味方をしていました。
ヤンチャだったので、私だけでなく周囲の人も困り果てていました。やられたイタズラも、生き物の生死にかかわることをされました。(繋いでいた犬の鎖を外したり、外で飼っていたカメを逃がされたり…)
何をしても改善しないご近所トラブルには十分気を付けてください。
◆まとめ|購入するなら戸建て、賃貸でも◎
いかがでしたか?
これまで様々なところに住んできましたが、私的には家を購入するのであれば戸建てが良いです。
土地もつきますし、家族を持つことなどを考えるとやはり憧れは戸建てです。
戸建てで大型犬と猫を飼いたいのです。
人によって憧れはあると思いますが、上記を参考にしていただけると幸いです。
また、家は購入じゃなくても賃貸で十分だと思うことも多いです。これから何回引っ越しを経験するかはわかりませんが、家を買うとメンテナンスがどうしても出てきてしまいます。シンプルに生き、ミニマリストを目指す私は家は買わなくてもいいのではと感じています。もちろん、憧れはありますけどね。
ただ、賃貸にしても持ち家にしても不満は出てきてしまうでしょう。また、結婚しているか、単身か、両親の介護などがあるか、などその時の状況によって異なります。その時の状況に応じてライフスタイルを変化できる賃貸は、長い目で見ると良いのかもしれません。
家を買うときは慎重に!