【プロが教える】不動産売却において必ずやるべきこと!

今回は不動産売却を考えられている方達へ、売却時に必ずやるべきこと、知っておくと得をすることをご紹介させて頂きます。

これらの情報を知っておくのと知らないとでは、不動産売却価格が大きく変わってきます。

あなたの状況に合わせて、改善していきましょう。

不動産を売却中だが、なぜか売れない!?

現在、お手持ちの不動産を売却状態にある方で、なぜか売れなくて困っているという方はいませんでしょうか?

おそらくあなたの不動産は本来もっと魅力があるにも関わらず、その力を発揮出来ていないことが原因だと思われます。

本当なら、売却時にすべきことがたくさんあります。

その改善方法をいくつかご紹介させて頂きます。

◇売却価格が適正か?

私が現役の不動産営業時代に新築の分譲マンションを担当していたことがありました。

内装も良く、交通の便も良く、治安も良いという最高の条件でした。

しかし、新築から3年経っても入居者数は45%に留まり、一向に入居者数は増加していかなかったのです。

他社競合店含めて、その当時の相場を洗いざらい調べました。

わたしの提案で売却価格を新築時の75%まで引き下げる作戦に出たのです。

見事、その後に入居者数は1年をかけて100%まで到達しました。

ここで、何をみなさんに理解して頂きたいかと申しますと、販売価格が適正かどうかを、もう一度見直して下さい。

仲介業者が提示する販売価格は必ずしも適正ではないからです。

安過ぎることも高過ぎることも考えられます。

私の場合は仕事上のツテがあるので可能ですが、一般の方であれば、地元の全ての不動産業者と話し合い見積もりを取り、それで比較検討するしか術は有りません。

どうしても非現実的な方法になってしまいます。

もしそれでも簡単に大体の価格を知りたいという方は、手持ちの不動産と同レベル同立地の不動産が現在いくらで販売されているかを見ると大体分かります。

おそらくその価格が適正に近い価格です。

それを迅速に行うテクニックを最後にお教えします。

不動産の売却に役立つ【路線価・公示価格・実勢価格】をチェックする

不動産の相場は変わる!『売り時』を徹底解説

◇仲介業者の力量は?

そもそも不動産業者の中には、売買が不得意な会社もあります。

売買に不慣れであるにも関わらず、営業利益のみを追いかけて、手を付けるという具合です。

本来は賃貸仲介や賃貸管理がメインのところが多いですので、売買仲介専門の会社は数少ないのです。

見分け方は、その不動産のHPを見れば一目瞭然です。

売買仲介専門でやっているところは必ず、その様に謳っています。

地元の不動産会社の中でも、売買専門の不動産会社を見つけるほうが難しいでしょう。

なければ、地元の売買専門ではないところに任せるしかなくなってしまいます。

あなたの不動産を適正に査定してくれる方法はもちろんあります。

不動産は相場とスピードが勝負です。

鮮度が良いうちに適正売価で得をしましょう。

不動産相場はどのように調べる?調べ方の徹底解説!

◇あなたが欲を出していないか?

このご時世ですから、不動産などの高額取引において値下げなしで購入を決めるお客様はまずいないでしょう。

ほぼ100%の方が、値引きを交渉してきます。

もちろんその価格が、残ローンの返済に回せない程度の価格なら断っても無理はないですが、希望売価の数%程度の値引きなら快く受けましょう。

なぜなら、その機会を逃せば次は何ヵ月先になるか分かりません。

そして、値引きを交渉される方は購買意欲がとても高いので、ほとんどの確立で成約まで向かうでしょう。

やはり肝心なのは初めの売価が適正かどうかにかかっています。

◆不動産業者との交渉術

ここでみなさんに不動産業者と査定または交渉の際に、知って得する情報をご紹介させて頂きます。

 

◇とにかく部屋を綺麗にする

当たり前ですが、実際に家に来て査定して頂く場合は、家の隅から隅まで整理整頓して綺麗な状態で迎えて下さい。

◇営業マンとの会話

不動産営業マンが査定に来るのですが、基本的に例外なく安く買い取ろうとします。

向こうも頑張って安くした分だけ、会社からボーナスが出ますからね。

その際のポイントとしては、基本的にはあなた発信での会話はNGです。

高く売却したいのであれば、営業マンから聞かれたことのみに答えていればOKです。

なぜなら、余計な話をしてボロが出るとこまるからです。

「最近、近くで変質者が出るのよ」、「隣の敷地のソーラーパネルが昼間は眩しくて」など余計な発言があると、営業マンは必ずそこに付け込みます。

最終的に営業マンが査定価格を1000万で出した際に、あなた自身不満があったとしても、「先ほど言われていた様に、治安が悪いことと、隣接地との関係性を考えると…」などと、上手く先ほどの会話から揚げ足を取られてしまいます。

とにかく不利になる発言は一切しなくても構いません。

逆に営業マンが察知して気付いた場合は変にウソを付くと、信頼を失いますので正直に答えましょう。

1年以上売れない不動産を「売れる家」にする方法

◆不動産一括査定サイトの利用

前述した様に、あなたの不動産の適正売価を鮮度が落ちる前に迅速に知ることと、数ある不動産会社からの適正見積もりを一括で査定することの出来るサイトです。

これがあれば一般の方でも、安心して相場を知ることが可能です。

全てを確認した後に、最高額を提示してくれた会社へ売却するだけで完了です。

家を綺麗にする必要もありませんし、話をするのが苦手な方も営業マンと交渉する必要もなく安心です。

登録も簡単ですので、是非一度ご覧になってはいかがでしょうか?

この記事を書いているのはこんなプロです。

年齢    :20代後半
性別    :女性
不動産営業歴:5年(三井と住友に勤めており、営業主任の経験あり)
主な仕事内容:不動産の売買交渉(査定・買い取り含む)、不動産ローン申請関連、不動産の賃貸契約関連を主とした仕事。

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