住みながら家を高く早く売るのは難しい?早期高値売却のコツは?

家を売却する場合、住みながら家を売るのと引越しして空き家にしてから売るのとではどちらか売りやすいのでしょうか。

一般的には、空き家にしてから売る方が売りやすいと言われています。

空き家の場合だと、不動産会社に鍵を預けておくことも出来るので内覧したいお客様が来てもすぐに案内することができますし、内覧の際も部屋の隅々まで見ることができ、家具の配置などのイメージもしやすくなります。

しかし、住んでいる家を売る場合は、内覧の際に誰か立ち合いがいるので時間の調整が必要な為内覧者の都合が合わない、住んでいる人の生活臭や片付いていない場合などマイナス面が多く、中々売れないというケースが多くあります。

しかし、実際には住みながら家を売るケースの方が多いのも事実です。

やはり、空き家にしてから売るには引越しする為の新居を購入する必要があり、ダブルローンや借り換えローンなどの住宅ローンを組まないといけないので金銭面での負担が大きくなるからです。

今回は、どうすれば済みながら家を売ることが出来るかについてお話ししたいと思います。

■何故住みながら家を売るのは難しいのか?

立地が良い、行きたい学校の校区であるなどといった買い手が希望する条件の物件であれば早期に売ることも可能ですが、住みながら家を売るのは色々デメリットがあるので、売るのに時間が掛かる、中々売れないなど苦戦することが多々あります。

では、住みながら家を売るのにはどういったデメリットがあるのでしょうか。

内覧の時間調整が難しい

空き家であれば不動産会社に鍵を預けることも可能ですが、普通に住んでいる場合は内覧時に鍵を開けないといけないのでスケジュール調整が難しいので、内覧してもらえる機会が減ってしまう。

部屋の中が片付いていないと見栄えが悪い

内覧した際に、きれいに掃除し片付いている部屋とゴミが散らかって雑然としている部屋では印象が大きく変わります。きれいにしていれば買ってもらえたのに、片づけができていないばかりにチャンスを逃してしまうことになります。

住んでいるとどうしてもそういった生活感が出てしまうので、いらないものは早めに捨てるなどして部屋の中がきれいにすっきりと見えるようにしておく必要があります。

生活臭やたばこの臭い、ペットの臭いなどが気になる

やはり住んでいるとその家に住んでいる人の独特の臭いというものがあります。又、たばこを吸う人やペットを飼っている場合は特に臭いは気になります。空室だとクリーニングをしてそういった臭いを取ることが出来ますが、住んでいると中々そういう訳にはいきません。

こちらもオススメ】(不動産査定比較フィールド

住み替え・買い替えでの売却、業者選びのポイントは?

■住みながら家を売るにはどうすれば良い?

住みながら家を売るのは難しいのですが、せっかく良い次の家が見つかっても今住んでいる家がいつまでも売れないとどうしようもありません。

では、住みながら家を売るにはどうすれば良いのでしょうか。

部屋の中をモデルルームのように見栄えをよくする

モデルルームというとハードルが高いですが、引越しの時に捨てる使っていない家電製品など捨てられる物は極力捨て、部屋に出来るだけ物を置かないようにするだけで見た目がスッキリとします。又、テーブルにテーブルクロスを置いたり、洗面所、バス、トイレなど使用している道具なども内覧時には極力見えないところに隠すなどして生活感が出ないような工夫をしましょう。

内覧希望にできるだけ合わせる努力をする

家を買ってもらう為には、まず家を見てもらわないと始まりません。仕事などで忙しいかもしれませんが出来るだけ都合をつけて時間を合わせるようにしましょう。

カーテンは開け、換気をしておく

冬の時期など閉め切ったままだと部屋の中が非常に寒く湿っぽくなってしまうので、カーテンを開けて日当たりを良くするようにしましょう。

又、生活臭やたばこ、ペットの臭いなど臭いがこもらないように換気しておくことも重要です。

こちらもオススメ

少しでも不動産の価値を上げて売りたい!いますぐできるコツ2選
マンション・戸建ての内覧時が鍵!高く売れる裏技2選!

■住みながら家を売るにはどれくらいの期間が必要?

住みながら家を売る場合の売却までにかかる期間については、人気のエリアであったり、築年数が新しいなど買い手がすぐに付く物件であれば出した翌日に申込が入るということもありますが、通常不動産会社に依頼すると3か月くらいを目途に売れるような価格設定を行います。それは専属専任媒介を結んだ場合に契約期間の期限が3カ月となっているからです。
しかし、それでも売れないこともあり、売れない場合は半年から1年かかる場合もあります。

■住みながら家を早期で売るコツは?

では、住みながら家を売る際に早期に売るにはどうすれば良いでしょうか。

その為には住みながら家を売ること得意にしている不動産業者を探すことが重要です。そういった不動産会社を探すには不動産一括査定サイトを有効に活用しましょう。

不動産一括査定サイトを使えば、売りたい家の情報を簡単に入力するだけで一度に6社程度の査定をもらうことが出来ます。入力した情報を元にサイトがその物件に適した不動産業者を選んでくれます。その査定を元に、極端に高い査定や安い査定を外す等して相場を見ながら不動産業者を選んでいきます。

選んだ不動産業者に連絡を取り、その中から対応の良い不動産業者数社にアポイントを取り商談をします。

商談した中から信頼できる不動産業者を探すことが、住みながらでも家を早期売却するポイントとなります。

良い不動産業者を見つけて早期売却を目指しましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする