不動産といえば思いつくのは家、マンション、土地・・・いえいえ、それだけではありません。
今回紹介するのはちょっと変わり種、『月の土地』です!!
月の土地は買えるのか?果たしてどこで買うのか?莫大なお金が必要なんじゃない?
様々な声が聞こえてくるようです。しかし、ひも解いていくと月の土地に関する事実は意外なことの連続でした。
どのように月を購入できるか様々な疑問を解決していきながら、成り立ちを知っていくことにしましょう。
■アポロ11号が月へ行ったっていうのに
我々人類にとって最も月が身近になった日、それは初めての『月面着陸』ではないでしょうか。
今年の7月20日で丁度50年前の1967年に、ケネディ宇宙センターよりアポロ11号が打ち上げられ、月面着陸に成功したことはまだ記憶に新しいですね。人類はこの日初めて月に降り立ちました。
アポロ11号のアームストロング船長はのちに「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である」という名言を残し一躍有名になりました。
そんな人類の大いなる一歩から50年が経とうとしています。
アポロ11号が月へ行ったというのに、残念ながら、現在も気軽に月へ行けるほど身近な存在にはなっていません。気軽に宇宙旅行で出かける日は果たしてくるのでしょうか?それはまだまだ人類の大きな課題ですね。
しかし、月への野望は思わぬ進化を遂げました。なんと我々は「月の土地」を購入することが出来るようになったのです。これにはまた大きな発想の転換が利用されていました。月を購入出来るなんてロマンチックですよね。「月の土地を持っているんだ」と自慢するも良し、気になる彼・彼女への一風変わったプレゼントとして渡すも良し、様々な夢やロマンが溢れています。
もちろん、実際に行動するとなるとそれは別問題。
大事な現実問題(主にマネー・権利などなど)と相談しなければなりません。
そこで、
・どこで購入すればいいのか?
・具体的にいくらなのか?
・誰が売っているのか?
・それって・・・合法なの?
など様々な疑問は次で解決していきことにしましょう。
簡単に買ったり、プレゼントするにはお高いんでしょう~?そう思っていませんか?
■月の土地を購入できるって本当!?
結論からいうと、月の土地は購入することが出来ます。アメリカ・ネバダ州のルナ・エンバシー社が販売を行っています。日本で購入する場合はルナエンバシー・ジャパン社が請け負います。
□宇宙は国家のものでなければOK
そもそも、月の土地は誰のものか?という疑問にぶち当たりますが、これは同社CEOのデニス・ホープ氏がまさに考えたことでした。調べてみると、法律的には月は国家が所有してはならないことになっていました。しかし、個人での所有は禁止されていなかったのです。
そこでCEOホープ氏は1980年、所有権の申し立てを行いました。すると、許可が下りてしまったのです。これによって月の土地を販売する権利書が発行され「地球圏外の不動産業」に着手し始めました。
□具体的な値段は?内容は?
気になるお値段は・・・ルナ・エンバシー社の日本支店では、1エーカー(約1200坪)3000円!!ネット価格だとさらにお得な2700円(税・送料無料)!!
おやおや、思いのほかリーズナブルでした・・・!
商品を購入すると、下記の物が送られてきます。
・月の土地権利書/月の憲法/月の地図
・月の土地権利書(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)
・土地所有権の宣言書コピー(英文)
・オリジナル封筒
さらに3200円のオーナーシップカード付きのものもあります。これでさらにオーナー気分に浸ることが出来ちゃいます!
□購入者はどういった人?
これまで、月の土地購入者はアメリカ合衆国元大統領を始め、ハリウッドスターやアメリカの有名企業など多くの人が購入しています。
日本ではどうかというと、約15万人も購入しているというから驚きです。みなさんどこでそんな情報手に入れるんでしょうか!?
月の土地購入が盛んなのはヨーロッパにも広がっています。ルーマニアではバレンタインデーのプレゼントギフトとして人気を呼び、注目されました。日本でも一大ムーブメントを起こす可能性を大いに秘めています。販売元であるルナエンバシー社は、不動産として購入するよりもプレゼント用の贈り物としての購入を推奨しています。話のネタにもなりますしインパクトは大ですからね。
■月の土地販売は本当に合法なのか
ここでもう一度、丁寧に見ていきたい話題に戻りましょう。
購入することは出来るとはわかったけれど、法律的に問題はないのか?ちゃんと合法なの?
とまだまだ安心できない方は、どういったシステムになっているかもう一度おさらいしていきましょう。
結論から言うと、ルナ・エンバシー社の目の付け所が優れていたといえるでしょう。法律的に定められていない論理を用いたトリックのようなものです。前述した同社CEOのホープ氏の盲点を見つける能力が格別だったためです。
彼が月を売るアイディアを発見した当初、宇宙に関する法律は宇宙条約だけだったのです。その後実は「月協定」というものが制定されました。その内容とは「月にある天然自然を個人などが所有できない」と定めるものです。これによって資源は所有出来ないことになっています。とはいっても資源以外の部分(土地)は所有が認められているというからこれまた驚きです。
また現在彼は、火星や金星・土星などまで手を出し好き勝手売って売るそうです。閃きと行動が生んだロマンチックなストーリーですね。
■月の購入と不動産購入から見えてきたもの
不動産の話から遥か彼方、月まで話が広がってしまいました。しかし、この月の土地の話も私たちに素晴らしいことを教えてくれました。
それは、「不動産はワクワクするもの・トキメキを与えてくれるもの」だということです。月を購入できるとわかり、想像以上のことでワクワクしてしまいましたよね。それと同じです。不動産を購入するときは、ドキドキ・ワクワクであるべきなのです。
この土地や家・マンションを買ったら自分にどんな生活が待っているだろう、どんな良いことと出会えるだろう、と想像を膨らませます。
不動産を購入する際は、こういったトキメキや興奮を大切にしてください。当サイト(不動産売却査定フィールド)では、新たなトキメキを探し不動産を売却する人から、不動産の購入も視野に入れている人のための有益な情報を提供しております。ぜひ参考にしてみてください。
【地球の不動産購入に関する記事】
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・【歴30年のベテラン投資家さんにインタビュー】不動産の購入で大事にしたいこと3つ
・「競売物件」とは?どうやって購入するのか徹底解説
・不動産会社がネットに載せている物件は買わないほうがいいの?
■まとめ|不動産とはトキメキであるべき
いかがでしたか?
月の購入を知って、不動産の購入に関して新たな気持ちが芽生えたのではないでしょうか。
不動産を購入する際はワクワク・ドキドキ・トキメキを与えてくれる気持ちを大切にしましょう。
【月の土地購入まとめ】
・販売元はルナ・エンバシー社(CEO:デニス・ホープ氏)
・月の土地は購入が可能、もちろん合法
・購入価格は、1エーカー(約1200坪)3000円【ネット価格だとさらにお得な2700円(税・送料無料)】
・購入すると、月の土地権利書/月の憲法/月の地図、月の土地権利書(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)、土地所有権の宣言書コピー(英文)、オリジナル封筒が貰える
・自分用としても、プレゼントしても人気
・購入者は日本で約15万人、アメリカ元大統領やハリウッドスターなど数々の著名人が購入している
【不動産購入まとめ】
・不動産を購入する際に大事なもの:ときめき・直感